「福井駅前短編映画祭2018ノミネート作品決定」
今年も多くの作品のご応募をいただきました(134本)。本映画祭では、当たり前といえば当たり前なのですが、審査委員長の津田寛治がすべての作品を見ます。津田さんの性格上、それぞれ一回ずつではありません。気になれば5回、6回と見られます。
そして、審査員たちの意見を集めて、東京で津田さんとのミーティング。今年は二日間に渡って、総時間10時間ぐらい話し合いました。
その結果、以下の作品を、本年度のノミネート作品とさせていただき、10/20に福井駅前にあるテアトルサンクさんで上映いたします。その日に開催される審議会で、各賞が決定し、表彰されます。
いよいよです。やはり映画祭は、最先端の映画を見れる場所です。福井駅前短編映画祭が、観客に届けたい映画のプログラムを組みました。
ぜひに映画館に足を運んで、スクリーンで見られる想いの込もった映画を一緒に鑑賞しましょう。
福井駅前短編映画祭実行委員会
代表 木川剛志
監督:外山文治 監督の出身県:福岡県 主演:窪田美沙
あらすじ
寂れた漁村の冬。父子家庭で育った舞子は母親のように感じていた年の離れた姉 祥子の逝去を前に、この半年間、まるで時間が止まったかのような日々を過ごしていた。家に閉じこもるようになった漁師の父とは対照的に、行き場を失った祥子の婚約者 泰行は、失意の中で懸命に姉の故郷にしがみつき、海の男になろうとしている。やがて、そんな泰行に密かな想いを抱くようになっていく舞子‥。彼女は父に頼み泰行を連れて冬の海に船を出した。限りない喪失の中で希望の糸を紡ぐために‥。
外山文治 監督
監督:荒川ちか 監督の出身県:神奈川県 主演:若杉凩
デザイナーを夢見るケイは自信を持てずに、自分の服を捨ててしまう。しかしその服がきっかけでホームレスのシャネルと出会い少しずつ変わっていくケイ。シャネルと関わっていくことでケイはどのように成長していくのか。
荒川ちか 監督
監督:猪浦直樹 監督の出身県:新潟県 主演:水上詩苑
男性恐怖症の私は、見知らぬ若い男性から、ラブレターを渡されたが、すぐに手紙を燃やした。ところが、彼が若い綺麗な女性と歩いているのを見かけ、怒りで眠れなくなった。気付くと、 私は大嫌いなあの男を尾行していた。
猪浦直樹 監督
監督:矢野数馬 監督の出身県:兵庫県 主演:手嶌葵(声)
空が高かったころの、忘れられない涙―。
子供の頃に目に映っていたもの。
それはまだ、この町の同じ場所にあります。
その時に潤んだ子供心も、大人になった胸の中に、まだきっとあります。
忘れられない想いが、優しく蘇ります。
矢野数馬 監督
監督:門田樹 監督の出身県:千葉県松戸市 主演:石出奈々子、タカガキ
同棲しているタカシとナツコ
タカシが最近ハマっているのはネット通販
そんなタカシにナツコは呆れ気味
門田樹 監督
監督:加藤大志 監督の出身県:群馬県 主演:里内伽奈
大学陸上部の花。近くなる大会の日、花は必死だった。親、親友、恋。多くの思いを跳ね除け走る。走るのが大好きだから。
加藤大志 監督
監督:渋谷悠 監督の出身県:東京都、八丈島
英会話講師のヨシは、単調な毎日を繰り返すうちに孤独であることを忘れていた。しかし、シングルマザーのメグと、その娘ハンナと過ごす一日が、埋もれていたヨシの感情にそっと光を当てる…。
渋谷悠 監督
監督:名嘉真崇介 監督の出身県:沖縄県 主演:饒平名理沙
エミが見つけたのは終戦直後に事故死した祖母の妹・タカコの遺品『方言札』だった。タカコはそれにより不幸な死を遂げていた。コトバが忘れ去られようとしている今、再び霊となりこの世に現れたタカコの怨念とは…。
名嘉真崇介 監督